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February 09, 2007

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おいおい、ホントかよ???

>CMS導入でSEO効果を引き出す10のポイント
<引用>
SEOを考慮せずに普通にウェブアプリケーションを作ると図1のようになるのが当然だ。しかし、SEOを考えると話はまったく変わる。最近ではマシになってきたものの、パラメータがたくさん使われたURLは、検索エンジンでは不利になるといわれている。ひどい場合は、検索エンジンで検索しても表示されないという事態を引き起こしてしまうこともあるのだ。
</引用>

えーと、普通のQueryStringによる記述ではなく、URLリライトを使って、アマゾンのようにスラッシュで記述したURLにしないと、検索エンジンからもはじかれるかもしれないよ!という脅し文句が書いてあるわけだが、それホント??

思わずその言い切り具合に反論したくなってしまったのですが、ものすごい極論をあたかも一般論のように表現して、スラッシュ区切りのURL記述を正当化するオオゲサな表現は好ましいものではありません。

というか、そんなURLの仕様などという細かいことよりも外部サイトから貼っていただくリンク一個の方が遙かに価値が高いと僕は思っているのですがどうなんでしょうか?その検索エンジンにひっかからないと言われるダメなURLの例を誰か教えてください。


ところで、VOXやAmazonなどが本の名前や日記のタイトルをそのままURLに記述しているが、こと日本語に関しては、こういうのってSEOに有利なのでしょうか?

まず確かにURL自体がSEO対策になるのは事実だそうなのですが、どうにも気になること。

まずSEOの原則。
1.自分のサイトだけでこのURLを頑張ってもほとんど意味がない。
2.外部のサイトに、このURLを貼ってもらってこそSEOにとって価値がある。

しかし、日本語記述のURLエンコードされた文字列って、動的生成であれば元のページの文字コードに依存すると思うのですが、エンコードされたURLを使って外部からリンクを張られる場合には、文字コードの情報は当然、欠落していますよね?

検索エンジンはそこをふまえた上でそのURL上の文字列を検出できるのでしょうか?

もしUTF-8でエンコードされたURLを、euc-jpのページ上に貼った場合には、それが日本語としては認識されないと思うのですがどうなんでしょうか。


これ英語圏ならわかりますよ。シングルバイトの英語ですから、そんな問題存在しませんので。


CNETのblogを書かれている渡辺隆広さんの「サーチエンジン情報館」によると、

日本語URLを導入するアマゾンの狙いはSEO?
<引用>
英数字を用いる欧米のSEOでは施策の1つとして、URLやドメインへのキーワード埋め込みが推奨されています。検索エンジンはWebページのコンテンツの適合性判断の一要素として、ドメインやファイル、ディレクトリの名称を考慮すると言われているためです。
</引用>

そうそう。基本的に相性が良いのは英語が故のトレンドかなと思います。

日本語の場合、URLに記述されたエンコードされた文字コードがUTF-8なのかEUC-JPなのかってちゃんと判別つくんでしょうか?というか、わざわざ判別するんでしょうか?

ただ一点、google最適化に限ってしまえば、UTF-8でエンコードしておけば、googleの検索結果のURLのところにその文字列が日本語で表示されます。

これは確かにアピールになると思います。この場合に狙う効果は、機械的なSEOの話ではなく、人間の目にアピールする情報を一つでも増やすという部分で意味があるように思えます。

しかし、このURLをメールで送ったら3行ぐらいになっちゃいそうなので、文字列として決して使いやすいものではありません。それが故にアマゾンはアマゾンだからOKと思う方が自然だと思います。

例えばメールやアフィリエイトに使うASINなどによる既存のURL仕様と2つのURLが存在しても、別にSEOとして問題にならないサイトがやれること。普通のサイトでこれはできないことです。

メールじゃなくても、例えばVOXのRSSをmixiで表示したら、Firefoxで思いっきりレイアウト崩れちゃったりして。そういう意味では決してハンドリングしやすい仕様ではありませんね。

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