February 03, 2007
セカンドライフをやっていたら、一瞬、現実世界を忘れそうになった。って大げさだけど、中の世界観に一瞬取り込まれそうになった。
まだ何やったらいいのか全然わからないのと、英語が全然ダメだったり、3D酔いしちゃうのでそんなに長くできないんだけど、結構変な感じだ。
でも、できれば日本人だけで落ち着きたくないかも、と思った。
多分、Orkut始めた頃に思った感覚。続かなかったけど、最初はアメリカ人の人とメールやりとりしたりしてた。
セカンドライフが面白いなと思ったのは、必ずしもリアルな社会で自由に動けない人が、セカンドライフの中で好きな格好ができたり、人とコミュニケーションできる可能性があること。
今TVで、皮膚がすぐ破れてしまう子供の映像が流れている。すぐ皮膚が破れてしまうため友達と遊ぶことがうまくできない子の映像が流れている。おそらく一生直らない可能性の高い難病らしい。
それが例えバーチャル空間でも、自由に飛んだりはねたり、踊ったり、遊んだりする自由が手に入れられれば。
そんなことがセカンドライフには可能なんじゃないかなって思った。
今もう何より空を自由に飛べる。健常者でもできないことがセカンドライフではできる。
ドラえもんの世界だ。
もし本当にセカンドライフ上に経済圏が生まれて、そこでお金を稼ぐことができたら。
これはgoogleやAmazonがやろうとしていたことにも近いかもしれないが場所、距離、時間を超えたコミュニケーションによって、決してリアルではできないこと。
そんなことが実現できたらネットってホントに凄いなって思う。何よりリンデンラボすげー、というかなんかこういうの悔しいね。
大事なのは、いろんな「人間」がそこに参加してること。結局、それに尽きるんだよね。それがなければ決して実現しないこと。
国内ではOrkutに対するmixiみたいなサービスが出てきそうな気がします。セカンドライフとは目的がちょっと違うのかもしれない。それはmixiはソーシャルじゃない、と言われたのと同じで。日本のドメスティックサービスはドメスティックらしいありかたってのがあるんだと思います。(ドラえもんってキーワード良いかも)
さて、誰がそれを実現するのかな。
とりあえず僕は現実を取り戻すために犬を散歩に連れて行った。
関連エントリ:セカンドライフと3D酔いする僕(cnet)