February 01, 2007
可士和タン...
PC-Successのサクセスが破産手続きへ、一時本社は騒然
PC-Successというと、いろんな意味で有名なショップですが、僕が最初に思ったのは、有名なアートディレクターの佐藤可士和がアートディレクションしたという本家ECサイト。構築がNTT Communicationsらしい。
今は見えないようですが、いろんな意味で微妙でした。NTT Comが用意したECパッケージの制約が大きかったんじゃないのかなぁとか邪推してしまいましたが、集客はkakaku.com経由だから、取り逃がさないように、なるべくシンプルなインターフェースの方がいいというのは確かだなぁと思ったものです。
ここは、kakaku.comの最安値戦略のショップで、PCパーツなどで常にkakaku.comの最安値グループに位置する価格設定をするショップです。
kakaku.com戦略をとるショップは、売上高が半端じゃないわけですが、しかしながら、明らかに薄利多売なので、自転車操業を地でいくと言うことなんでしょうか。
悪評も多いですが、少なくともそれが相応に目立つぐらい売れていたと考えると、kakaku.com戦略の雄がつぶれてしまったという意味で、同じくkakaku.com戦略をとるショップにとっては、とてもインパクトが大きい話に見えます。(ライバルが一つ消えたという見方も可能か)
>同店はLAOX THE COMPUTER館を立ち上げた“カリスマ店長”として知られる
>杉浦敏雄氏が設立したPCショップで、特に価格比較サイトで安値店として常に
>名を連ねることで顧客を獲得してきた経緯から、一般には安値の通販店として有名。
へー。
ちなみにkakaku.comの最安値よりも意外と楽天のショップの方が安かったりするので、PCパーツとかデジカメを買うときは、どっちも要確認ということで。
楽天は商品一覧ページだけじゃなくて、ショップのページに行くと一覧よりも安かったりします。一覧ページは検索用のインデックスサーバが別にあるような話を聞いたのですが、それとこれとが一致した話であれば、インデックス更新までの間に安い価格設定がなされているってことでしょうね。
しかし、今回のニュースvistaが出た直後のニュースというのが、気になりますね。
お金を振り込んでしまった方々、ご愁傷様でした。
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追記:
この話題、アキバblogさんが一番詳しくまとまっているようです。
PCサクセス(PC-Success)倒産。最盛期は売上200億円
>2005年10月時点で売上げ200億円(PCサクセスの発表)で、日経MJに
>よる2005年のネット通販売上高ランキングは国内5位だったPCサクセスが、
>月末の入金が確認できない各社の営業があつまる状態にまでなったのは、
>価格comからのお客さん誘導に頼っていたところ、価格.comがショップ
>参加費を従量課金制に変更したことで、コストが増大したことも原因の一つなのかも。
200億すげー。