November 19, 2006
デスマのパターン[会社活動]
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以下、半分独り言。
大規模な開発の話じゃないけど、デスマーチ的な状況になってる状況を見ていると、思わずパトレイバー劇場版の2を思い出す。
ああなんじゃないか、こうなんじゃないか、それぞれの役割がそれぞれの役割のできる範囲で頑張れば頑張るほど事態が悪化していくことってあるんじゃないのかな。
どうやら、もはや「想定」で人のコミュニケーションを進めてよいフェーズは超えているようだ。
「想定」とは、状況の解釈と処理を相手の理解にゆだねる行為だ。
とてもオーバーヘッドが大きいし、危険。受け取った相手が処理するスキルがなければ全てが無駄。
何より「想定」と言わせた人の力は、その情報を伝達するためだけに、かなり無駄になっている可能性が高い。
つまり、そもそも足りない時間が、なおさら無駄になっているように感じる。
大事なのは、正しい情報の受け渡しパスを整理して、今、ある真実だけに的を絞ること。
企業間の関係、役割間の関係などの環境要因で「できない」と思い込んでいることに目を向け改善すること。
それがディレクターの仕事。
明らかに他人事というか、誰だか知らないので口出せるわけもないのだが、一端立ち止まって極度に効率が悪いところだけは直せ。とにかく全ての人が現状を正しく把握できるようにして、「想定」でしか考えられないことになっている専門家を巻き込め。
というアドバイスを送りたいが、こういうときには、それを考える余裕も全くないのが一番の特徴なので、人に言われてもどうにもならないんですよね。
だから、ディレクションする人が一端立ち止まって整理する必要があるのよね。
風呂でも入って考えれという感じなんだが、どうやら今更っぽい。南無
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End Of
「デスマのパターン」