November 12, 2006
ホテルのNHKの契約が、ホテル毎にバラバラで是正しなさいというハナシ。
NHKの規約を見てみた。
http://www.nhk.or.jp/eigyo/kiyaku/kiyaku_01.html
>2 事業所等住居以外の場所に設置する受信機についての
>放送受信契約は,前項本文の規定にかかわらず,受信機の
>設置場所ごとに行なうものとする。
ニュースだと、ホテルでも「設置台数」って書いてあるけど、規約だと「設置場所ごと」って書いてある。これ意味、違わない?
あと台数って言ったら電気屋の展示品のTVってどうなるのかな〜。秋葉の中古屋とかどうなるのかな〜(わくわく)
それとTV受像ができる携帯電話とか携帯TVって、装置毎にNHKの課金が含まれてるんでしょうか?
しかし、本当に見るか見ないかわからないインフラにまで課金させるのは酷いなぁ。
スタンバイサーバに入れたDBにも漏れなくライセンスを課金するってのと同じか。
そこは、ボリュームディスカウントしてくれてもいいと思う。商売をやってる側とすれば稼働率やTV利用率などを前提に計算させてほしいってのはまっとうな考え方だと思うし。
もうちょっとインターネット放送局のサービスレベルがあがれば、ホテルなどは地上波の提供をやめてPPVと、インターネット放送局によるニュース配信だけをするようになるんじゃないでしょうか。
(あ!ビジネスチャンスが!!!って、昔、ホテルでSTBがどうのこうのって話、何度も聞いたな。今も頑張ってるのかな。それをさておいても今からなら3度目の正直を狙えないですかね。今ならYouTubeという強い味方もあるし。)
なんにせよ、価値が属人的なコンテンツの代金を、漏れなく義務として徴収してOKという発想が、自分ニーズと基本的に食い違ってるから、このハナシはむかつくんだな。その割には金額が高すぎるんですよね。必ずしも望まれないコンテンツにしては、例えば携帯から得られるベネフィットに対する対価やインターネットのサービス金額水準と比べても月の出費が大きすぎる。こういうのは、こっそり儲けないと。
せめて徴収額を半分にする努力をしなさい、とかそういう発想は全く出てこないんでしょうか。核家族で世帯数は増えて、昔に比べて一人一世帯に近づいているハズなのに。だから、ウハウハ商売ですか?そうですか、そうですか...
コスト積み上げ型にすると絶対安くできないので、できることをやりましょうというアプローチが重要で...(一般論につき以下略)
もし広告を出すことで公平性、独立性が保たれないというのであれば、google型の広告モデルは取れないんでしょうか。一件あたりの広告料を安くすることで、一件あたりの広告主を力を薄めてあげればいいじゃないですか。そもそもNHKはエリア単位で番組を制御できるんだから、駅前の商店街も気軽に広告が出せるような存在になればいいじゃないですか。極論ですけど、携帯で取った動画を使って、広告出稿できないのかな?というアプローチで考えてみたらいいじゃないですか。
いわゆるロングテールモデルを地でいけばいいじゃないですか。地元の商店街の活性化にかかせない存在になれば、未払い問題なんてものは根底から覆されると思うし。未払いが起きるってことは、みんながイラネって思ってるってことなんだから。
でも、きっとまっとうな発想で計算すると、こういうのは、きっと儲からないねって結論になると思うので、考えるところはお金使った方が良い気がする。すくなくともgoogleで広告モデル考えた人は、エスキモーに氷を売れるビジネスの天才だと思うし。