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藤川真一について


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August 21, 2006

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僕も同じ事を感じてました。

はてぶがドンドン馬鹿になっていく

例えばgigazineをそんなに登録するなら、gigazineを定常的に見に行けば良いんじゃん?と思ってました。はてブを使うからにはコメントが活用されているかと思えば、そんなに有用なコメントがあるわけでもなく。

はてブに依存しすぎ。

ということで、他人のフリ見て我がフリ直せと、最近、RSSリーダーを如何に有用に使うかを考えていたりします。そもそも、はてブのhot entryで完全に他人のお世話になれば楽できるかなと思ってたわけですが、最近甘かったかなと感じていて、やっぱり自分である程度情報を集めて、うまいぐあいにフィルタリングしてくしかないのかなぁと。

でも、SBMサービス事業者にとってはチャンスですよ。
こういう話って、googleが出る前の検索エンジンと同じ話じゃないですか?


以下いろいろ書いていて、まとまらなくなってしまったので箇条書きに留めます。

■ロングテールで思ったこと。
・はてブはネット上の人気分布をそのまま反映したもので、その分布としてロングテールになるわけだが、テールの方は普通に埋もれている。hot entryは良質なテールを抽出するわけではない、と思う。
情報認知の加速度が上がったのは確か。googleの検索、クリック履歴を集計すると同じような人気分布になるんじゃないかと思う。

・アマゾンのロングテールは、たまーに売れる本の売り上げを取りこぼしなく集めていったら大きな塊になっていたというもの。

・ロングテールで激しく儲かったという「出版社」を聞いたことがない。(知らないだけだったら教えてください)

・アマゾンのテールとして売れた1冊は「みんなに価値がなかったもの」だが、「買った一人の人には価値があった可能性が高い」

・その一人がイノベーションを作るかもしれない。しかし、これはgoogle的概念では無価値とされている。(というかサンプリングの範囲外)

・この概念は就職活動で高学歴の人ほど合格する可能性が高いというのと同じ概念。人事担当者の時間は有限なので、何かのカテゴリに依存することでざっくりと確度の高い情報を抽出しましょうというもの。googleの場合は被リンク数であり、hot entryの場合はブックマーク数がそれにあたる。

・重要なのは、ロングテールのテールを発掘する技術は誰も考えついていない、というか無理っぽくね?と。(間違ってたら教えて!!)、例えばアマゾンのロングテールとは技術的には全文検索エンジンを使うユーザー行動に支えられている概念に過ぎない。(ビジネス的には、その検索クエリに応えられる商品DBと流通体制を整えたところが重要なんだけど)

・結局、無理なもんは無理というか、多分、システムでは限界があるので、ブックマーク先エントリの全文検索を取り入れて、高い精度の検索結果を提示できたら、面白いことがユーザーの手によって再発掘できるんじゃないかな?と。


入力を出力に変えて終了じゃなくて、いかに情報を原資に新しい情報入力として循環する生態系を作るか?みたいなところでカバーする。
あぁ、途中まで自分のことを考えながら書いていて悲観的になってたけど、最後にちょっと光が見えたので、もう寝る。

休みボケになってたけど、ちょっと仕事モードで会社いけそう。つか明日は忙しいのっ。

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