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Webを中心とした、ビジネス&テクノロジーに関する思いつき
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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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August 10, 2006

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ついつい目の前にあるトレンドなどに目をやってしまい、支離滅裂になる今日この頃。そうでなく一つのことにコミットし続けるって重要かなぁと、最近反省し始めています。

どうしても新しいトレンドがたくさんでてきて、あれが良いだの、これが新しいだのという流れに流されがちですが、最近、身の回りで見かけた、Ruby on railsってバッドノウハウじゃね?と言う話とか、成熟してきたblog市場で日本人の日記好きが注目されてきたり、クチコミビジネスをやっていた従来の企業がweb2.0というキーワードで再注目されたりしているのを見て、あれこれ目の前に流れるトレンドキーワードに心奪われるのではなく、一つのことに愚直にコミットし続ける方がいいんじゃないかと。

あれこれ振り回されるのは、そこにコミットし続ける成果に対して自信がないからですね。まさに僕の性格そのものです。

でも、当時のインフラとかマシンパワーとかビジネスの流れがきっかけで、単純にうまくいかなかっただけということがあります。それがWeb1.0で失敗してきた技術や企画に結構あったんじゃないかと思っています。Web1.0の成功者とは、その中で割とオーソドックスなやり方と上場のタイミングがよかったところが生き残った会社なのではないでしょうか。

Web2.0と祭り上げられた会社は、Web1.0で消化しきれなかった技術やアイディアが、時間をかけて解決したことや、インフラやブラウザ要件が変化したことで、ようやく消化されはじめたと思う部分があります。

技術的にはAjaxなどがその最たる物です。Flash4の頃から、Flash使えば、サーバとの通信でブラウザのリロードいらないじゃーんと喜んで使っていましたが、こういう概念が普及するためにはブラウザでJavaScriptで動く低コストのクロスブラウザライブラリと開発環境が必要があったということでしょう。

(ここでのキーワードは、「オープンソース」なんですね。キーテクノロジがオープンソース化することで消化し始めるということはどうもよくあるような気がします。ffmpegができたことで、動画のエンコードが簡単になったというのも、その一例だと思います。)

ビジネス的な面では、なんとも言えない迷いを起こさせるものですが、ある意味盲目的に、一つのことにコミットし続けることって大事だなぁと思う今日この頃であります。

似たような話をcnetの読者blogに書きました。
Web2.0とはWeb1.0の反芻フェーズである
あまりぱっとしない文章だなぁとは思っているのですが、よろしければ是非。

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