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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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May 16, 2006

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cnetの方に、タイトルの通りのエントリーを書きました。
Web受託ビジネスの問題と改善

最近、モデレータとしてお手伝いし始めた、Websig24/7という会があって、つい先日あった

「クライアントと制作者のHappyな形とは。下請けからパートナーへ-」

というイベントで聞いた話と、僕が常々考えていたことをmixして書いたエントリーです。得た情報を咀嚼して、自分の意見として書いています。

ちなみに、ちょっとだけイベントで出た話を紹介すると、サイトを発注する側の意見をお聞きするという趣旨で、どんなことを制作会社に求めるか?という話だったのですが、凄く単純なところで、

「制作会社のサイトは重視する」
「実績はできるだけ出したほうがい良い」

と言う話を聞かされて、いきなりショックを受けた人も少なくないんじゃないかと思います。

自社サイトこそプライオリティを高く取れずにやっつけ仕事になっていたり、そもそも長期間、更新していない会社さんって多いんじゃないのかなぁ・・・と。まず、そんなレベルからクライアントが求めるものとズレがあるんじゃないのかなと思いました。

そんなところをきっかけに、僕がそもそも何故、サービス提供側に転職したいと思ったのかなんてところもシンクロして、すごくインスパイアされCNETブログの方に書いてみましたので、特に制作会社の方には是非、目を通して欲しいです。

自分でも良い感じでまとまったと思う反面、かなり過激な部分も含まれてるなと思っています。当然、その辺は、そもそも思うことがあってこそで、以前の、「転職します」で書いたことが、まさに影響があって、

「適切だと思えることも、やらないことが自社にとっての幸せになる」というジレンマに対して、極論すると、そういう対立関係の中でマネジメントという役割を果たす時に、すごく嫌な顔をしているような気がしていて、成果物に対して、もっとピュアにありたいなぁと思い、もうちょっと違う場所で勉強してみたいなぁとか、閉塞感の中に沈みきっていた頃に、Web2.0時代の技術者要件が、僕がそもそも求めていた「継続的発展」という考え方が完全に合致していたので、サービスを提供する側に転職したくなりました。

僕自身が「幸せ」という言葉を使ってるのね。そう、クライアントとの関係において、僕自身がハッピーになりえないと思う状況だったから、「Webは楽しいもの」という原点と見比べたときに、環境を変えたくなったというのはあった。

Web2.0という言葉で、継続的発展の重要性がサービスする側で重要視されてるわけだから、受託においても、この原則を満たすように制作会社も変化していくんでしょうね。あの時は気がつかなかったけど、多分、そういうことを思うのが人よりちょっと早かったのかなぁなんて。

制作会社がどうやってWeb2.0に対応するか?なんてのをもし考えたときに、実装論で見てしまうと、やれgoogle maps apiだの、Ajaxだのテクニカルな対応をどうするか?という課題になってしまうんだけど、本質は、継続的改善のビジネスを前向きにこなせる体制作りをどう作れるか?ってところじゃないかと思います。

コミュニティとして集合知を活用するにせよ、永遠のベータ版にせよカイゼンサイクルを回さないことには何もできないと思うし、そこにビジネスを作って行けなければ、現実のお金儲けの部分で、Web2.0なんて無理です。

ここはお金儲けの話(ビジネスモデル)だから、まずはマネージャー以上、経営者層の意識がもっとも重要なんですよね。ここができてないと、絶対に社員のモチベーションがあがるハズはないので。もしくは、一部の思い入れとして空回りしてしまうというケースもあります。

と・・・cnetの記事の紹介エントリーなのに、向こうに書いてるのと変わりなくなってきてしまったので、この辺で終わり。

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