March 18, 2006
今日は義理の妹の結婚式。準備してるとYシャツと結婚式用のネクタイに染みが。
慌ててイトーヨーカドーに買いに行ってみると、Nintendo DS micro?を購入するための抽選会をやってた。時間があったら思わず抽選会に参加してみたくなったが、抽選に当たった少年の笑顔を見ると自分が小学生のころのファミコンブーム思い出す。
当時、広島に住んでて、足の速い奴につきあってもらって、朝一で宇品のジャスコに買いに行ったっけか。マッピーを一緒に買ったけなーと。あの時代の再来って感じで、なんかワクワクしますなー。確か4月ぐらいだったと思うので、空気感、季節感も被る。
僕らが子供だった頃も今のPS2やXboxなども、部屋のTVにつないで大画面でゲームをやるという形だけど、それって当時のファミコンのスタイルであって、今は携帯デバイスで持ち歩いて、公園や電車などでゲームをしながら友達とコミュニケーションするというスタイルになって、「家に閉じこもってゲームばかりしないの」なんてのが変わってきていたりするんだろうなぁと思うと、時代変わったってことだよねぇとつくづく。
・・・て、3年ぐらい遅い意見のような。
(PSPがモバイルにおいてPS2の延長線(かつ性能は劣化)だったのに対して、DSはゲームそのもののスタイルを変えたわけだから、ただモバイルにすりゃ良いというわけではないことは、1セグやロケーションフリーにも通じることだとは思う。)
家に帰ってきて遅い朝ご飯を食べながら王様のブランチを見ていたら、テレビとブロードバンドという軸において、やっぱり地上波デジタルの映像って良いよなぁと最近つくづく。金曜の夜のフジテレビあたりでやってる音楽の番組の映像って最高だと思うし、王様のブランチに出てきたオムライス特集の映像は、本当に食べたくなった。
なんか今のハイビジョンカメラ(?でいいの?)って、映像に若干不自然なツヤがあるような気がするんだけど、舞台映像が映えるので、ライブ感みたいなのが伝わってくるんだろうなぁと。
地上波デジタルなんていらないじゃんって意見あると思うけど、いやー、僕はもう画質の悪い地上波には戻れないですよ。X1turboとかPC88SRの頃で言う、200ラインと400ラインの違いみたいな感じ(比較対象、古っ。)。「カサブランカに愛を」の高解像度映像に萌えたあの頃を思い出す。
インターネットをJ-COMからBフレッツに変えたので、J-COMは解約しても良いんだけど、地上波デジタルのためだけに契約してると言っても過言ではないし。なんだかお金の無駄だなーとは思いつつ。
いわゆるブロードバンド vs テレビ局という対立軸においても、現状はブロードバンドで高い画質の映像を送ることの難しさを上げる人は滅多にいないけど、・・・確かに技術が解決するかもしれないというのは同意だし、コンテンツを低コストに送信すると言う部分での破壊的技術という見方は捨ててないけど・・・それでも、高品質なハイビジョン映像を安定的に配信できる組織としてのテレビ局の優位性ってのはあるよねぇと、コンテンツではなく技術的な面から思ってみた。
どうしても今の動画に関しては、テキストや画像と違って実時間の視聴コストがかかるデータだし、音楽のように「ながら」が出来ないデータ・・・つまり、ユーザ体験のメインストリームを奪うものなので、1秒あたりの体験品質をテレビとは違う物にしていかないと組織やクオリティ勝負になってしまうと勝てないんだろうなぁと。
先日のテレビブログカンファレンスで橋本さんがおっしゃっていた、30fpsの映像から1フレーム削除して動画を見る技術があるらしくて、これ、1秒間から1フレーム削っても人間はほとんど認識しないのに、総視聴時間が短くなるという話が結構、衝撃的だったんですが、そういった体験品質の軸を変えて、DSに対するPS2のようにスタイルが違うものとして定着することがインターネットを使った動画配信のカギかもしれません。(と同時に配信品質に対する設備投資が低コストで済むが故のフットワークの軽さってのも武器にしていかないとですね。)