March 16, 2006
メモを取ってたけど橋本さんの早口についていけなくてクオリティが低いのと、プレゼン資料はどこかにアップされるでしょうということでログは省略。
感じたことは以下、
■Web2.0を踏まえたTV2.0という考え方に関して
TVにおいても、コンシューマの意見に価値を置くCGMと言ったWeb2.0的な動きをしていくなら、経営意識、ビジネスモデルの変革はmust。が、故に難しいですよね。
■TVの編成とは。
・「TVの編成とは見たい気持ちを思い込ませる技術」である・・・は、激しく同意。
「見たいものがいつでも見られる」オンデマンドってのは、見る動機がもてないのでダメじゃないか?と思っていたが、背中を押された感じ。
ただし、ただ否定で終わるのではなく課題でありポイントとして、こういう現実を解決するソリューションこそがキラーアプリケーションと言える。
・「誰かが見たいと思っているもの」
オタが先か、編成が先か。
これは僕の中の考え方としても課題。
つまりネットを先導するオタク層の知識や興味は、TV局やマスメディアが生み出す編成も含めたストーリーに載っているだけの存在なのではないか?という疑念が僕の中にはある。
同時に、TV局の人が変化を必要としない理由には、そういう意識があるのではないだろうか。
・・・Web1.0時代のネットバブルの時にインディーズのコンテンツを無料配信するサイトが結構あったと思うが、かなり死滅したと思われる。
なぜなら、それはコンテンツクオリティが良くなかったからでは?
もし、本当にマスメディア包囲網をかいくぐるコンテンツの創出ができるなら時代は変わるし、そうでなけければ、今が彼らにとって優れたビジネスモデルが続く限り、今の形は続く。そして、そのビジネスモデルは、長い間をかけてTV局、広告代理店、クライアントが作り上げてきたもの。どう変化できるだろうか?
・・・そう考えると、マスメディアの配信手段にIPを流れるという動きは合っても、コンシューマGeneratedなコンテンツがプロのコンテンツに打って変わるんではなくて、TV局は新聞社のプロのコンテンツを補完する存在がネットのあり方であって、データソースとしてのテレビは新聞社というのは変わらないと言える。
この辺は、橋本さんとかのコメントでも、普通に言われていたことかもしれないな。
TVやニュースに対するCGMとは口コミなどの極めてアフィリエイト的なコンテンツがコアになる。当たり前か。でも、その当たり前なところの接点を摸索するのが、僕らの仕事。
※ノートPCの電池もないし、エクセルシオールも閉店時間で落ち着かないのでアウトプットだけしておきます。家に帰って変なところがあったら推敲するかも。