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Webを中心とした、ビジネス&テクノロジーに関する思いつき
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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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February 20, 2006

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ことビジュアルデザインに関しての経験論としては、

・エンジニアは画面のオブジェクトや文字の単位で画面を見る。
・デザイナーはピクセル単位で画面を見る。

そもそも見ている解像度が違う。

エンジニアは機能を見る。デザイナーは間隔を見る・・・って言ったら言い過ぎ?

そもそもインフォメーションデザイン、インタラクションデザイン、ビジュアルデザイン、システムデザインは、すべて別個の職能だと思います。このうち、どの範囲の能力を保有してるかで、戦士にも魔法使いにもなれるんじゃないでしょうか。まぁ全部を十分に持ってる人は滅多に見ませんけどね。そういう人は、yugoさんのような世界的なアーティストとして活躍してることでしょう。

Ajaxを作る場合は、いわゆる「エンジニア」と呼ばれる人が、システムデザインはもちろん、インフォメーションデザインとインタラクションデザインのかなりの部分を担当することにならざるを得ないのが現実かと思います。

それは、インタラクションの基礎となる部分にWebであったりJavaScriptの技術が必要だからです。しかし、もっとコモディティ化した技術であれば、ビジュアルデザインの得意なデザイナーに協力してもらうのが良いハズで、ただ今は「できない」から、エンジニアなる人の役割範囲が大きいに過ぎないと言えます。

Flashの場合は、インタラクションデザインやインフォメーションデザインの大部分をいわゆる「デザイナー」に任せることができます。そして、エンジニアはサーバサイドの繋ぎ込みとアクションスクリプト部分を担当してさえいれば良いという分業が可能です。これは、Flashというプロダクトのユーザー層が幅広いからと言えるでしょう。

これに対して新興のAjaxは、まだまだその世界を作っていません。それが故にAjaxのデザインは、エンジニアのスキルにかかっていると言っても過言ではありません。
よく考えると、Script.aculo.usのエフェクトに依存しちゃってる僕みたいな人って、パワポのアニメーション機能でスライド作ってるようなもんですよね(w

ところでエンジニアという呼び方も、そもそも幅広い表現だなぁと思う次第。えーと、そのエンジニアという人たちは、どういう職能を持った人のことを言うんでしょうか?なんか、それ次第じゃないの?と言う話もするけど・・・あえてキャリアパスとして見れば良いのかな。

アメリカ経験がある人は、何故か、エンジニアリングからデザインまで幅広くこなすことができる人が多い印象があります。以前聞いたのは、デザインする人がプログラムもやるのは当たり前だという空気があるからという話を聞いたことがあります。そう言われると、cold fusionとかaction scriptやphpという言語デザインの意味がなんとなく見えてきます。彼らの場合は、デザイナーがエンジニアを兼ねるという方向性ですかね。UIの場合は、これが一番良いのかもしれませんね。

あとエンジニアがUIをダメにしてしまう理由として、「もったいないお化け」ってのがあるかもしれませんね。フリーソフトのWindowsアプリなどを見ると感じるのですが、「アレもコレも実現したい欲求」と、「シンプルに物事を実現する」という選択しで、前者を暗黙のうちに採用してしまう。

「これを実現するためにはこの手順は仕方がない・・・この手順や情報配置がもっともエレガントだ。」

となっている。しかし、肝心の「実現したいコレ」が難しくて如何ともし難いというパターンがそれですかね。

機能とデザインが良い感じに両立しているWebアプリで好きなのは、Movable Typeなんですけど、そんなMTも2の頃には難しいという話をちらほらと聞くこともありました。概念が難しいってのがあるかなぁ確かに。そりゃ仕方ないよねぇという気もする。アクセル踏むだけで走るように仕上げれば良いのかね。その割には、機能満載を好むでしょ、君たちは(って誰だ)

##Final Fantasyは昔、情報設計がなってないと途中でやめたことがある。ビジュアルデザイン、アニメーション先行で、肝心のゲーム情報が見えないのと、誰にターンが回ってるのか理解できなくて、キャラが死んでしまって、頭来てやめた。水がどこから出るのかわからない、グランドハイアットのトイレみたいだった。(って言ってみたかっただけ。)

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