January 04, 2006
【ネットリテラシー】そして歴史は繰り返すのコメントで、xenonさんからいただいたレスのレスを書いてみて、個人的に面白くなってきたので、エントリーにおこします。
xenonさんのレスの引用
ネットリテラシー2.0は要らないと思います。ネットに載せるという意味さえわかっていれば。
ネットリテラシーの根本をわかっていないから、無断リンク禁止とか、お山の大将的な掲示板やblogができてしまうわけで。
どんな人でも見ることができるようになるわけですから、有名人並みの批判も受けることになるわけです。
それを理解して、覚悟するだけでも変わってくると思います。
いただいたレスの内容とはずれちゃいますけど、そっちにはそっちの人(右クリック禁止とかもそうですね)がいて、戦いが発生しちゃうんですよねぇ・・・。
でも、インターネットの基本的な考え方として、ハイパーリンクさえ繋がってなければ存在しないのと同じなので、極論を言えば、そういう意見が誰からも支持されなければ、淘汰されていくハズなんですよね。
(参考文献:新ネットワーク思考~世界のしくみを読み解く~)
言及リンクや批判する自由は、もちろん尊重するとして、でも、そういうのはスルーして無視するのが、一番良いとは思うんですけどね。無断リンク禁止とか、そういうサイトは、どうしても看過できず戦わなくちゃいけないほど影響力があるもんなのでしょうか?
もしネットリテラシー2.0みたいのがあるとすれば、「ウザイものは存在しないものとしてみなす」テクニックを「読み手」側が身につけることなのかなと思っています。
そして、もっとポジティブなSBM,SEM,blog時代の「ネットリテラシー2.0」テクニックとしては、自分がウザイと思った意見をgoogleの検索結果の順位が低くするように活動し、世の中的にその情報に到達させないようにする。つまり、自分がよかれと思う方向の意見が、多くの人に支持されるのであれば、それが検索されやすいキーワードで検索の上位を埋めてみるとか、そういうのがいいんじゃないでしょうか。
(いやー、これ、SBMとかの組織票でやったら怖いなぁ。でも、マジでこれいける?誰か数字的に可能か教えて欲しい。)
2ちゃんねるのスレって、上から下まで見ると、一つ一つの意見はあっちこっちに振れていても、全体的な空気というか方向性ってのがある程度、読めると思っているからこそ面白いんですけど、blogは個々の文章はそれぞれ分散していますから、個々の意見に一々文句つけるのって効率悪いです。批判だけじゃ生産的じゃないし。それよりも話題が集約するポイントでポジティブに世論を誘導してしまうというのはいかがでしょ。
例えば「右クリック禁止」って検索したときに、「右クリックウザイ」って出てくれば、あぁ右クリック禁止ってウザイのかぁと思うかもしれないですね。
もしWebにあまり詳しくない人が、右クリック禁止をしたいとして、どんなもんなのかなぁ?って、yahooやgoogleで検索してみたときに、右クリックはウザイですよとか、Webでは無意味ですよーってのが見えて、あぁ世の中に支持されないなら、やっぱりやめようかってgoogleを通して考え直してくれたら、それが一番良いじゃないですか。制作会社のディレクターや営業の人に対しても同様。
googleの1ページ目に出てくる「右クリック禁止HTMLのソースを見る」というこのblogのエントリーは、微力なことは知りつつも、それを目的として書いています。
はてブのアルファブックマーカーと、そこに着目してるユーザー(例え受動的でも)の力があれば、そんなこと簡単にできるんじゃないかなぁ?とも思うので、批判をするのではなく、「こうした方が幸せになれるよ」ってのを、集合知として国内のインターネットユーザー中に広めるとかですね。そういう方がいくらかポジティブなんじゃないかと思うんですけど。どうですかねぇ?
先日の選挙。もっとインターネットの声が大きく影響するかなって思ってたんですけど、以外とそうでもなくて残念だったんですよ。次の選挙では、もっとネットワーカーの組織票が注目されると面白いなぁ。って、何がリテラシーなのかわからなくなってきたから、まとめると、
1.読み手よもっと強くなれ
2.WEBで無視することの力を知る。
3.どうしてもその意見が嫌ならSEM,SBMで、「それ以外」の人たちを教育せよ。
p.s.3番が前向きに動き出せば、もっとトラックバックが面白く使えるハズなんだけどなぁ。
-------追記
一点、大事なことを書くのを忘れていた。
「反論は、相手へのリスペクトを忘れずに。」
決して反論するなとかそういうことではないので、そこのところはよろしくお願いします。