October 14, 2005
目的:TVキャプチャしたWBSなどのTV番組(MPEG2動画)を、iPodにPodcastingで配信して通勤時に見る。
以下の内容を組み合わせて、TV番組をiPodに転送したい。
1.TV録画した動画をエンコードする方法(Windows)
2.エンコード作業を自動的に行うバッチプログラムの作成(Windows)
3.エンコードしたデータをiPodに転送する方法(iPod転送はMacminiなので、Windowsとの相互接続にはpod castingを利用する予定)
以前、同じことを携帯でも考えたが、携帯は、イヤホン専用コネクタがうざ過ぎ、電池持たない、mini SDへのデータの転送が面倒過ぎだったという理由で、テスト止まりで運用まではやらなかった。
iPodは、携帯が持つリスクやウザイところを解決可能。
・音を聞くのがメインの使い方なのでヘッドホンを使うのは自然な行為。(携帯は違和感)
・電池の持ちは携帯よりマシだし、iPodの電池が切れても電話ができなくなるなどの問題が起きない。
・データの転送はPodcastingで自動転送可能・・・ということは、うまくできれば家でエンコードしたものを会社から取得することもできるわけですな。
■まずは、「1.TV録画した動画をエンコードするエンコード方法」を検討してみる。
iPod動画は、H.264というcodecでエンコードされた映像と、AACでエンコードされた音声で構成されるMPEG4ファイルを作らねばならない。
エンコードツールには、ffmepgやらffmegxやら、その他いろいろあるようだが、ここは王道のQuickTime7 Proを購入した。ffmepgはH.264のエンコードに対応していないし、2ちゃんねるあたりをチェックすると、その他のツールでも苦労されているような感じなので、QT7 Proは3400円ぐらいだから、金出した方が早いと考えた。
QT7は動画を読み込んで、エクスポートのメニューに「iPodへ書き出し」というメニューがあるので、それ一発で終了である。これはMacもWindowsも関係なくとても簡単である。
ところが問題があって、QT7はキャプチャカードで録画したMpeg2ファイルを読めないらしい。
aviなら読めるが、DivXの映像codecは再生できないようなので、ソフトエンコーダーでDivXにしても使えないようで、もろもろ制約があるようだ。
つまり、QTは対応フォーマットが少ないので、それにあわせなくてはいけない。
解決法として、ぱっと思いついたのが「動画変換君」。Mpeg2を一度3gppという携帯電話向けの動画フォーマットに変換する。3gppは、QTで読めるフォーマットなので、変換後の3gppをQTに読み込んでiPod向けに書き出しをしたら、ちゃんとiTunesで再生できる動画が作れた。
この中継における画質の劣化は特に認められなかった。
ただ、QTでの動画変換は若干時間がかかるかもしれない。
まともにTV番組の動画の変換を行って、実用的な時間になるのか?は、もうちょっと試してみたいと思う。
これからテストする内容は、
・中間データへのエンコード所要時間(モデルケース)
・中間データのファイル容量
・H264 Mpeg4のエンコード所要時間(モデルケース)
・H.264 Mpeg4変換後のファイル容量
もっと良いやり方はないのだろうか。3gppに変換するというのが裏技っぽくてあまり気に入らない。
■iPod動画作成メモシリーズ
iPod動画作成メモ7:変換スクリプトVer1.2リリース
iPod動画作成メモ6:iPod用動画変換スクリプトアップデート
iPod動画作成メモ5:iPod用動画変換スクリプトダウンロード
iPod動画作成メモ4:携帯動画変換君iPod対応
小谷真生子を持ち歩こう!(iPod動画作成メモ3)
iPod動画作成メモ2
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