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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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October 08, 2005

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Webシステム考える時に、複雑なデータフローを設計できちゃう人に送りたい。

「自前のActiveX作ることを考え始めたら、もはや負けだと思う」

もし、ActiveXを使わないと実現できないことにたどり着いたら、それは、そもそもWebで実現して良いものなのか?を考えた方が良い。

Webは、いろんな意味で不完全な存在である。
イントラをはじめとする他のシステムと比べるとアレもできない、コレもできない。

少なくともクラサバのシステムに比べると、まだまだ、お子様みたいなものだ。Ajaxで、ようやくアプリケーションーサーバ間のまともなメッセージングができるようになってきましたねとかそんなレベルだと思う。

その代わりにとてつもない可能性がある。その可能性を無視して、自分たちが実現したいことを技術指向の方向性にはき違えると、ロクなことにはならないと思う。

あと何より、コンテンツを作る人のMac利用率は無視できないのではないだろうか?

一般的なOSやブラウザのシェアは、WindowsでありIEであり、ActiveXオッケーなプラットフォームである。しかし、クリエイターシェア、モノを生み出す分布を数値化したときに、果たしてWindowsでIEなユーザーが中心になるのだろうか。

僕はそこに疑問を持っている。もちろん、Firefox + Windowsというのもあるだろうし。前のエントリで言うなら「オタク分布」と「それ以外の分布」は違うのではないだろうか。インターネットのコアエンジンであるオタク層が重要なのに、その他大勢の、まともに動いているんだか動いていないんだかわからないIEも含まれているシェアに依存して良いものだろうか。(圧倒的だけど(笑))

工数かけて、労力費やして開発し、利用者の特性を無視したシステムで、誰も使わないよねとかそういうことにならないようにしたいものですね。

以下、参考資料であるが、最先端の人たちは、この辺のバランスを知り尽くしている。
Google Mapsエンジニアが提言:「ブラウザを極限まで利用しよう」

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