September 22, 2005
こんなサービスが始まるんだ。しかし、新聞というのは最も解像度の高い印刷メディア。それに比べると赤子のように解像度の低いPCで見るのは使い勝手が明らかに悪そう。僕は、A4縦のPDFでさえ嫌なんですけど。。
産経新聞、当日の朝刊をそのままWebで閲覧できるサービス「産経NetView」
こうなったら良いなという話では、液晶単体の解像度もあがってきてますが、そこに高速でレンダリングしたり、大容量の画像データをハンドリングするパワーが今のモバイル機器にはない。その辺が解決されることが前提で、Podcastingみたいに自動的に配信されて、通勤時に読むとかだと満員電車で新聞が読めるので良いです。
そういう意味で、若干、時期尚早感が漂うわけですが、なんとかハードウエア環境がそろうまで継続すると良いですね。ひょっとして、紙の良さを再認識させるための戦略?とか思ったけど、それにしちゃ明らかに日々の運用制作の手間が増えて大変そうなので、もうちょっと本気なんだろうな。
しかし、一日分何MByteあるんだろ。あと検索とコピペができないのは残念。
WEB2.0的な発想だと、このデータをユーザーが再利用してスクラップブックにしたてて共有することができる機能があると良いですね。なんと現状で既に記事枠の識別データがあるんですから、日々の運用フローとしては、こういうこと実現可能ですよね。
スクラップを作る人と、それを利用する人という風に連携できたりすると良いのなぁ。それらユーザーが全部、このサービスの上でお金を払うようなモデルができればビジネス的にも良いだろうし、さらにblogなどと連携できたりするのが昨今のWebサービスって感じじゃないでしょうかね。
こういうのは、ある意味google mapsに近いと思うんで、次やるところは是非。
新聞とか音楽業界とか、一番ネットと折り合いの悪そうなところこそ、ネットをうまく使ってほしいところ。