August 12, 2005
Flash Communication Serverから配信するFlash Videoの売り文句に再生開始までの待ち時間(バッファリング)が少ないというメリットがよく言われている。
しかし、Windows Mediaも、Windows Media Player9以上で、Windows Server 2003に搭載されているWindows Media Service9のファストスタートという機能を使うと、めちゃめちゃ再生が早い。
300kbpsぐらいの動画なら、ちゃんと帯域と配信環境が揃ってれば(配信側は、ちゃんとした動画ホスティング業者を使えば問題ない)、1秒ぐらいで再生開始される。
コンテンツ頭出しのテストしてて、そのレスポンスの速さに関心したので思わず書き込み。
Helix ServerのTurbo Playも同様の仕組みで、この辺の改善は遠い昔に既に行われているのにFlash Videoだけが再生開始が早いというのがまかり通ってるのが、かなり謎だったりする。
CDNでキャッシュサーバに何を使ってるか?によってはできないケースもあるのかもしれないし、確かに余った帯域を使ってデータを送るという富豪的な手を使っているので、プロトコルそのものが軽量らしいFlash Videoとは違うといえば違うのかもしれないが、明らかにクライアント側のブロードバンド環境の方が圧倒的に早い昨今、実質的に差異がないケースが多々あると思うので、その辺は把握しておいたほうが良い。(別にFlash Communication Serverにもバッファリングという状態はある。)
もちろんFlash Videoの魅力を否定するものではないが、Flashが盲目的にOKで、Windows Mediaが再生が遅いとか思われるのが嫌なだけ。
Flash Player8でon2のcodecが載って、Flash Videoもハイエンド志向に脚を踏み入れたら、結局、バッファリングが長くなったりするんでないの?知らんですが。