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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
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July 30, 2005

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注意:本記事は2005年7月のものです。
FlashのSEOに関する最新記事は、
F's Garage:FlashのSEO対策 2008/07版
をご覧ください。
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FlashとSEOの二つでgoogle検索すると、なんと、このサイトが二位付近に出てくるんですが、以前は、FlashでSEOは諦めてくださいと書きましたが、それを裏付けるような話が出ていました。

Flash開発者を不安にさせるGoogle検索の落とし穴

前に書いたSEO対応Flashの作り方は、ダラダラ書いててわかりにくいので、FlashがSEOに不利な理由をまとめると、

1.静的に作ったswfなら、swf内部に埋め込んだテキストを抽出してインデックスしてくれるらしい噂がある。
・・・Shift JISとUTF-8の判断を考えると、なんとなく日本語は怪しいような。(知りませんよ)
 (System.Codepage = trueのActionScriptを判別するならともかく、さすがにそこまではないよねぇ。)
 
・・・アウトライン化したり、加工したテキストデータは、そもそもテキストデータを内部に持っていない可能性も。絵にしたらもはや認識されるはずもなく。

2.ActionScriptまでは追ってくれないだろう。これを前提にすると以下の問題が考えられる。

・LoadMovieしたSWFまでは読んでくれないだろう。
Now Loading表示など起動スピードを高めるために、HTMLにEmbedしたFlashは何もコンテンツデータを持っておらず、ただのブートローダーとして機能している場合があります。

・外部にテキストデータを持った場合には当然ダメかと。
XMLファイルをサーバから読み込むとか、CGIからテキストデータを動的生成する場合を含む。

3.Flashから内部のメタデータを外部に出力する機能があるという話。
確かスクリーンリーダーに対応すべくなんかそういう機能ありましたよね?

HTMLのH1タグや、bodyタグからの位置を重視して評価するからには、Macromediaがいくら頑張ってもSEOとしては如何ともし難い罠。

ここばかりは、Macromedia(Adobe)とGoogleが仲良くなってもらって、google sitemapのようにメタデータ検索の仕様を決めてもらうしかないでしょう。blogやFlash、DreamWeaverのようなツールを前提に検索データを配置するようになるんでしょ?RSSでも良いと思うし。

あとは、Flashの中で情報遷移が行われてしまうなら、Permalinkをユーザーに提示しにくいとか、作り方次第でどうにでもなってしまうケースがあります。作り方次第ってのがクセモノで、作った人以外はわからない上に、チェックできる人もFlashを知っている必要があるという意味でもあります。

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一般論としてFlashはSEOに向かない理由を挙げましたが、じゃぁFlashってダメなんですか?ってことはなく、要は使いようなわけです。SEO対策は静的なページでやっておいて、これぞというリッチアプリ的なものをFlash化するってのが普通でしょうし、一次情報を提供する会社ならall flashで作っても、googleにお金を出すなりして検索結果の先頭に表示してもらえば良いわけで、なんでもかんでもall Flashでもなければ、見せ方を曲げてまでSEO対策マンセーでもないでしょうと。要は適切にプロモーションも含めて考えておけば良いのではないかと。

レクサス、いいですね。動画が終わったあと戻りの遷移が萌えです(w

さらにFlash Player8は、今度On2のCodecを乗っけるということではないですか。
ボトムから徐々にWindows Media Playerの座を狙っていますねぇ。現時点でも1Mbps以下の動画を配信する側は、Windows MediaとFlashを同列に扱いつつあると思います。ただ、どうしても現状の軽量Codecの動画画質は今一つですからね。Flash自体は当然、画質がキレイなので、上のレクサスの動画でもノイズが目立ってしまってます。

Flash 8、来月初めに登場--新しいビデオ関連機能に注目

話ずれちゃってますが、リッチコンテンツがFlashで完結するというのは、ユーザーにとってもコンテンツ制作側にとっても、開発側にとっても有利です。結局のところ、メリハリつけて適材適所で使って、面白いもの、役に立つものを作るべしという主張は変わりません。

ただ個人的にはCSS、AjaxやDHTMLが複数のブラウザでいける昨今、テキスト表示に一貫性を保てるHTMLに主軸を置くほうが品質実現に有利で、Flashはリッチデータ再生の一部品でありたいとは思っていますけどね。デザイナーの人はまた別意見かもしれませんが、もうちょっとPCの解像度が高ければねぇ・・・。

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