June 21, 2005
アプリケーションサーバで、テキストを読み込む性能メモ。
適切に書く場所が見つからなかったので、埋もれないようblogに書いてみる。
テスト
Dellサーバ P3 800MHz x 1 + Win2000 Server + ODBC + SQL Server2000 + メモリ512MB
負荷測定ツールは、MSのストレスツールで以下の機能を提供するURLにアクセスし毎秒あたりのレスポンス数を調べた。
1.テキストファイルを、ASP上のFile System Objectで読み込んで、そのままresponse.write
⇒182 Request per sec
2.DBに書かれた文字をASP+ADOで読み込んで、そのままresponse.write
⇒157 Request per sec
3.1番のテストでASPから読み込んだテキストファイルを、ブラウザから直にアクセスしてみる。
(StaticファイルをWebサーバから直接、転送する性能を参考までに調べる)
⇒3926 Request per sec(測定クライアントPC側がボトルネックになってるのでもっと行くはず。)
以下、考察
・アプリケーションサーバは、ブラウザからStaticなコンテンツを直接読み込むことに比べ格段に性能が低い。
・アプリケーションサーバのデータソースはDBよりテキストファイル読み込みの方が優れている。
・データソースをXMLにして、DOMで処理するのと、DBのクエリーを処理するのはどちらが早いだろうか?もちろんデータサイズによるが、軽いデータだとしたら?、どこかで逆転?それともハナからDBの方が強い?
・XMLをXHTMLにしておけば、右から左に出力が可能
・データベースの利点は、クエリーによる絞込みができること、DBの増強で性能をフォローできること?(外部サーバのDBにすることでの通信オーバーヘッドは足を引っ張らない?)