March 06, 2005
よく面談していて、会社が何かやってくれないからアレができない、アレを買ってくれないからこれできない…とか言われたりするんだが、異業種に比べてWebは実現のための設備投資が少なくて済むことこそが素晴らしいのだから、ぜひとも自分で勉強して、成果を上げ、評価を上げ、年収を上げて、その投資分を前向きに取り返して欲しいと強く思う。
ただ上司役としては仕事を終わらせるために時間外残業しろ・・・とかみたいな話であり、いわゆる会社としてのルールや責務を無視した発言とも言えなくもないので、直接的は言わないですが、エンジニアとして間接的にはいろいろ言っているつもり。伝わっているかはわからないけど。
オライリーの本は価格が高く、いろいろ迷ったが、AJAXのアプリを作れるようになるために以下の本を買おうかと。
ついでに、この辺も持っておくと良いのかな。
JavaScriptデスクトップリファレンス
正直言って、JavaScriptはあまり詳しくない。ActionScript辞書みたいにまとまったヘルプファイルがあるわけじゃないから、全体像を全然把握していないという意味なんだけど。特にDOMの世界になると、人のソース見たり、Webを検索すると全然知らないことが沢山でてくる。ECMA Scriptの仕様書読めという話かもね。
日本においてJavaScriptの重要性が語られるようになったのは、ある種、AJAXがはじめてだったのではないかな。未だ、JavaScriptはWebデザイン側の世界と思ってる人は沢山いるんじゃないかな。blogのJavaScriptをIncludeしたり、Bookmarkletを使ったあたりで、オヤ、何かが違うぞ?と思った人は沢山いると思うけど。
市場がそうであれば、当然、国内のJavaScript本は開発者にとって実用に耐えるものではなかったように思える。JavaScriptの本といえば、かなり売れ線の本であるわけだが、JavaScript本にお金を出す人達がWebデザイナーなのであれば、必然的に本の編集方針は開発者向けにはならない。さらに、「ホームページを作りたい人」もターゲットであるならなおさら。
決して文章表現が好みではないオライリー本を買うのはそういう理由。
ついでにJavaScriptは、ECMAスクリプトや、オブジェクト指向の本として、ActionScriptの参考書としても重要視されていましたね。特にイベントモデルはFlashの方が良く使うからね。でも、これからはJavaScript、Flashの両方で役に立つ本でしょうね。