February 15, 2005
切込隊長のBlogにレスしようとしたら、Internal Serverエラーが出て書けなかったのでこっちに書く。
小倉弁護士の弁解を読んで
”匿名性が排除されればネット上での議論の真摯性が促進される”というのはどうなんでしょうな。人がネットからいなくなって読まれなくなるだけなのと違いますか。
10年以上前に繰り広げられた議論がまた繰り返されるのね。
blogなど、より技術的知識がなくてもインターネットに発言できる手段ができてくることで、社会的権威を持った人が、彼らの正義感から、こういう10年以上前に決着がついている発言を繰り返していく状況を見て、それ自体はもちろん仕方ないにせよ、彼らの社会的権威が故に、つまらん規制がかかったら凄く嫌だなと。
そんだったらネットに来るなよ・・・とか厨房、オタクみたいな反応をしてしまう。
これはそうやって経験した人達が、世間にジャブを出せば、ちゃんとそれに見合ったジャブが返ってくるんだよというネットコミュニケーションとの付き合い方を教えてあげる形で、よりコモディティ化した、「ネットって、そんなもの」というリテラシーが根付いてくればおのずと解決するのかもしれないが、純粋に生きてきて、殴られたこともなく、かつ社会的影響力を持つ人には、きっと許されない人もでてくるだろうなぁとか想像してみる。
今の学生、子供達は既にそういう対応力が身に付いていることを期待。問題は、今のレガシーな人々だな。
と同様にこちらの、
アルファーブロガーに選出されるほどの、ご自身の影響力を持っていることを知っていて、このような演出を敢えて行ったのだとしたら、「誤った特権意識・権力行使」を行っている「マスコミ」とあまり違いないように思う。
ような形で、一インターネットユーザーの自由にプレッシャーを与えるような発言も勘弁して欲しいなと。
うまく文句をごまかすために、そういう言い方をしているような気はするけど。「もっとお前のこと考えてるんだよ!」とか言いつつ間接的に諭すやり方ですかね。
まぁそれ以外はコメントの人達が書いているとおりなんでしょうな。該当議論には興味ありませんが、一つだけいえることは、彼の発言が他の人達を煽動したとしても、「みんなそんなにバカじゃない。」
いわゆる工作員と言われる、ヤクザの鉄砲玉みたいな奴もいるんでしょうが、基本的には切込隊長の意見に賛同して、個人の責任で行動してるだけで、それ以上のものもそれ以下のものもないと思っています。ホントは、わかんねーけど(w
ただ、基本的には彼のblogに関しては、言ってることの賛同を得たから読者が多いのであって、そうでなければ2ちゃんねるというブランドが例えあってもblogでも強い支持を受けることはないであろうことは、彼のネット上の権威とやらを問題視する人は、是非、念頭において欲しいですね。
アルファブロガーというのは、他人が勝手に選んだ権威に過ぎず、社会的影響力とやらが勝手に他人の手で演出されて、その結果、インターネットにおいての発言の自由がなくなっていくという過程があるとすれば、もはや切込隊長という人は可哀想だなとさえ思うわけです。
それならこっそり黙って支持しておいて、見知らぬ間にメガヒットになっていれば良いという、知る人ぞ知る的なネットの利用法をユーザーの側が心がけたほうがいいんでないの?と。いわゆる「地下に潜る」ってのに繋がるのかもしれませんが。
切込隊長のblogが読めなくなったら、つまらねーし。