December 19, 2004
メールアドレスポータビリティ[モバイル系]
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このblogでは電子メールはそろそろ次のステージに進むべきと主張しているつもりだが、
Yahooがモバイルに力を入れはじめ、どこのキャリア向けでもコンテンツが共用できるコンテンツポータビリティということを主張しているが、そう言われてみればメールアドレスにもまったく同じ事が言えますね。きっとこの辺も狙っているに間違いない。
ナンバーポータビリティで電話番号はそのまま維持できても、メールアドレスはキャリアが変われば変わらざるを得ない。
例えば@yahoo.mobに送れば、新しい携帯のキャリアに転送されるもよし、@yahoo.mobが、新しいメーラーとして機能し通知だけを行うとか、yahoo messengerのモバイル版が通知しても良し。
頻繁なキャリア変更に対してデータのポータビリティが必要なら、一番重要なのはメールアドレスですわな。
いずれにせよ、ナンバーポータビリティによって、キャリアのメールアドレスは転送先アドレスに成り下がって裏方に回るのは目に見えている。
ここはモバイル環境のポータルを握るという意味で、さまざまなポータルを運用している企業の争いが激化するのだろう。面白そうだ。
いずれにせよ、これはメールアドレスをユーザIDとして、うまく自社アプリに取り込むための布石であるべきで、ユーザーを次の体験に引き込むことができるようになったところがモバイルポータル戦争の覇者になるだろう。(SNSとかね)
(※ナンバーポータビリティの対策をあまり知らないし、ただのメールエイリアスで処理されたら、ガクーンって感じで、事実と連動してるかどうかまでは調べてません。こうなったらいいなという期待をこめてのエントリです。)
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End Of
「メールアドレスポータビリティ」