November 03, 2004
IT後進国日本[日常生活]
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前回の大統領選では、パンチカードによる投票で大きなトラブルになったが、2004年のアメリカの大統領選ではタッチパネルによる投票方式を導入している。
今回も、いきなりシステム障害を起こしてしまったり、選挙でシステム失敗と発展の歴史を追っかけてるんですかねぇと思ったりしてプロジェクトX的なドラマを彷彿したりするのだが、かたや、埼玉の片田舎のポストに入っていた市議会議員さんのレポートによると、
電子投票条例は20-1で否決
県内で初の導入になりますが、全国的にも普及していないので、・・・時期尚早ということで否決されました。
まぁやめといた方がいいでしょう。ITに対する何のビジョンも持たないのであれば賢明な判断です。埼玉県が、政治、教育、住民等も含めてITリテラシーが高いとは思えませんし。所詮は、住みにくい県とやらのトップを飾る県です。
何より手先が器用で勤勉な日本人は、手作業でもきっちり開票作業を進めてくれるでしょうから必要性も感じないです。
大統領選でいきなりタッチパネル投票方式を本番に持ってきたのかは知らないが、もしいきなり大統領選で導入してたとしたら、その判断をしたアメリカ人は凄すぎ。ITプロダクトは、日本が全然勝てない理由もわかります。
システム障害で迷惑を被った有権者は可愛そうですが、その経験で得られる教訓はまさにプライスレス。普通に考えたら、日本で電子投票を導入するときには大統領選のシステム構築をパッケージ化した外資系企業に流れるんではなかろうか。日の丸日本ということで、一次受けのベンダーは日立や富士通みたいなところがやったとしても、その裏側で動くミドルウエア、OS、システムはアメリカ製だったりして。
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End Of
「IT後進国日本」