October 17, 2004
WebDAVのようなプロトコルを使って、Web上のファイル領域をあたかも自分のローカルストレージのように共有できる仕組みは非常に興味深い。
WebDAVではありませんが、
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これは「メールに変換」なんですね。素敵です。それメタ情報つきファイルになるじゃないですか。
Web DAVの話に戻ると、Webサイトと連動して、コミュニティ専用のストレージ領域を用意したり、イントラシステムで特定のワークフローにそったファイルを登録できたり、期間限定、ユーザー限定のアクセス権を設定したり、1クリックで特定のフォルダにアクセスしたりするなどして、制御されたファイル共有の仕組みはどんどん使われていくんじゃないだろうか。
そこでドラッグアンドドロップのファイルコピーが使えるのであれば、これこそがRIAだと思います。
一個一個フォームに登録して、httpアップロードするの面倒でしょ?と。FTPでやってみたら、やっぱいろいろ面倒だと経験した人はわかってもらえると思います。
現実にはメタデータ付与のタイミングがありますから、Webサイトのように複数のファイルの管理などに向いていますね。CMS作るときにHTTPアップロード、ありえねぇだろと思った人向け。
ただ、まだファイルアクセス権の実装の問題や、ファイル名フォーマット(ファイル名国際化の問題)など、フリーの環境を利用して、ビジネス向けになんとかするには、まだ問題はたくさんあって、我々が今すぐお手軽にというのは難しいもよう。この辺はWeb DAVのプロジェクトに激しく期待!
ちなみに、ファイルの扱いで国際化が進んでいるのはやはりWindowsなんですね。何も考えずにどこの国のファイル名でも交換しあえる。ファイルシステムのセキュリティも、当たり前のように複数グループにアクセス権を与えられる。足したり引いたりも簡単で、よくできてますね。