September 01, 2004
アントクアリウムの動画配信サーバ兼ファイルサーバにしていた自作PCが壊れてしまったので、最近、めちゃめちゃ安価な「まともなサーバ機」を購入してみました。
今回購入したのは、HP ProLiant ML110です。
Celeron 2.6GHzでメモリを512MBに増設して、送料込み53000円でした。家庭用またはSOHO向けのファイルサーバぐらいならCeleronでも十分です。
この値段だとHDDは40GBですが、手持ちのSATA-RAIDでミラーリングにしている120GBのHDDが2台あるので、それを移植する前提で買いました。
サーバ機を家に導入するときの注意点は、性能よりも動作音だと思います。価格の高いサーバ(性能の良いサーバ)であればあるほど、冷却ファンの動作音が大きくなり、家に置くコンピュータとしてはうるさい存在になってしまうというジレンマがあります。しかし、このML110は、決してうるさくないサーバでした。Dell 3GHzのPentium4デスクトップの方がうるさいぐらいですし、自作機の静音ではない、ショボイ電源ファンの方が、よっぽどうるさいです。
また、サーバ機にする理由は、やはり24時間稼動の安定性、信頼性です。どうしても自作機は電源などの耐久性は考えられてませんので、最悪のケースとして火事などが気になります。それに比べたら専用機は、24時間稼動を前提に作られているので安心です。ただ、いずれにせよ電源などはホコリが壊れる原因と言われているので、定期的な掃除は欠かさないようにしましょう。
その他のメーカーの格安サーバ機で今買えるものは、DellのPowerEdge 400SCがあります。ただ、調べた限りだと3.5インチのドライブベイに2台しかHDDが載せられないとのことで、OSのドライブ以外にRAIDのHDDを2台積みたかったので、Dellの方がデザインがすっきりしていて好みでしたが、こちらを買うのはやめました。