August 21, 2004
iPodを買うまでの自分専用音楽配信サーバ、今はアリさん動画配信サーバとして、約2年間24時間動き続け心拍停止したPCですが、現場検証の後、被疑者を解剖しました!
予想される死亡原因:
CPUファンの機能低下が起き、熱処理できなくなったCPUが自分で死んだものと思われる。
直接の原因ではないかと思われるファン
いつもは凄い風切り音を立てるファンなのですが、回転が弱っており指で止められます。
(良い子はマネをしないこと)
CPUファンの裏側
裏側を見ると、密着するためのシートが溶けています。板バネの圧力による癒着なのかな?!
心拍停止したCPU
特にコア欠け等の外傷は見られない。
キレイな死に顔です。
久々に秋葉に行って同型のCPUを探してみようかと。中古でしか手に入らないだろうな。
2004/08/22追記
このトラブルのために、約1万円使ってしまいました。
2600円ぐらいでDuron 750MHzを購入。それまでのAthlon 800MHzのシステム変更なしで修復できることを狙いました。これに加えCPUファンを1000円で購入しました。CPUファンの故障の可能性もあるためです。
しかし、組み立てて確かめたところで、前と全く同じ動きをしました。マシンは起動せず、CPUファンも回らない。指でまわすとかろうじてCPUファンが回転し始める。再度指で止めると回転が止まる。明らかに起動電圧を確保できない動きです。電源供給系を疑いました。
しょうがないので、4000円出して電源を購入してきました。すると電源を変えても同じ動きになってしまいます。すると残ったのは電源とCPUの間に位置するマザーボードです。
この時代のAMDのCPU用のマザーボードは、CPUへの電源供給のために電圧変換をしているため、そこの回路が死亡すれば動かなくなるのですが、てっきりCPUファンは、電源から直で電力が供給されると思っていたので、電源側のトラブルだと思っていたのですが…この様子では間をとりなすマザーボードの不良と考えるのが妥当です。
マザーボードの入れ替えは、同一機種を探すのは大変なのでやめます。コンデンサの交換など
さすがに面倒だし、回路分析の技能もオシロも持ってないので、もう諦めることにします。代替サーバとして、HPのサーバを申し込みました。そのためアリさんのストリーミングは最低でも1週間は止まることになります。
今回買った電源は、他のマシンが壊れたときの予備としてとっておくことにしましょう。Duronは…またゴミ行きですな。こればかりは自作のリスクですね。気が向いたら勉強がてら修理にチャレンジしても良いかもしれませんね。