August 09, 2004
テキストライティングという役割・・頭の痛い課題です。ニーズに応じライターさんにお願いしている現状ですが、そもそも、そういうフローが定着してませんし、それで良いのか、どのようにお願いすると最適化されるのかなど、もろもろ課題が沢山あります。今のところ一番、おざなりにされている分野であることは間違いありません。そもそもライターさんの知り合いとかもいませんので改善の方向性も見えません。情報設計オフ会でもやりませんか?(笑)
情報大工のひとりごと
Webサイトにおけるテキスト情報の重要性より引用
Webサイト制作においてテキスト情報が軽視されがちなことにも原因がありそうな気がします。Web制作会社を見ていると、ビジュアルデザインやシステム、コーディングといった分野には人材を集めているものの、テキストの専門家を集めているという話はあまり聞きません。
いくら情報の視覚化が一般化したところで、「情報を伝える」ことを目的とするならば、情報伝達の基盤となるテキスト情報を軽視することは自殺行為です。
必ずしもライターさんに頼まない流れでも、Webデザインのワークフローとして枠だけを用意して文章をお客さんに書かせる流れや、デザイナーの仕事を管理するディレクターが文言内容の整理をするというのも、正直言うと、しっくりいかないところがあります。
一般的なワークフローとして、すごく奇妙な役割分担がWeb制作の常識として定着しているような感じがしています。ハナから文章が設計分野に入るのを諦めている、捨てているとでも言いますか。デザイナー、コーダー、営業がその仕事を放棄すりゃ、中間のディレクターがやるしかないじゃんと言うのが定着してしまったとか、ただただそれだけのような気がします。いや、それをこなせるスペシャリストがディレクター職もやってますってのなら良いんですけどね。
最近、こういう矛盾を情報設計として拾い上げて取り込める役割になったのですが、何せ人材不足なので、ついつい既存の役割に甘えてしまったりしてます。心ではなんかおかしいとは思いつつも黙ってれば既存のフローで流れていってくれますから。でも、また一つ課題が見つかりました。あぁ勉強しなきゃ。