August 08, 2004
自分は今、30歳だがファミリアやカペラってのは、「買えないブランド名」だった。
僕が免許を取った頃のイメージ、グランドシビックの代替製品=ファミリア、マーク2(GX81)の代替製品 =カペラ。
だから、それぞれの名前をアクセラとアテンザに変えて正解でした。もちろん名前だけでブランドは作られずモノ作りの良さこそが一番で、そこにフレッシュな名前がつくことでブランド名変更の価値が出てくるんですよ、もちろん。
こちらは今やらないほうが良いと思います。
三菱自動車、既存乗用車の全面改良時に車名変更を検討
その結果、全面改良時に車名を継続して新車投入をした方が拡販が見込める場合は、既存車名をそのまま使う。しかし、新名称を採用する方が効果が高いと判断すれば、新ブランドに移行する。
パジェロやランサーという名前に堕ちたイメージはありません。堕ちたブランドイメージがあるのは、「三菱自動車工業」という社名だけです。
それ以外の売れてない車名を変えるのは・・・当たり前の事だな。車名を変えなきゃいけないなら存続車種にしなきゃいいのに。売れる車種だけを残すんじゃなかったですか?
いくら宣伝したり名前を変えても、何故、表面的にしか見えず、改革のイメージが見えてこないのだろう。多分、誰しも表面的な文句には騙されないんですよ。
ブランド名ってのは、商品や企業の内面から沸いてくる安心感、信頼感を形容する「参照名」に過ぎない。今、名前をいくら変えても安心感、信頼感がないのでは全くの無意味どころか、混乱しかもたらさないだろう。
売り上げ落ちて苦しいのはわかるが、こういう動きで営業、マーケ部隊が強いのか、品質管理が強いのかが見えてきます。そもそも隠蔽体質とは何にプライオリティを置いたことで起きたのか?
誰しもが自分でできる精一杯の努力をやろうとする。しかし本質的な体質を改善しない限り、その努力の積み重ねが、今の状況を作っているに過ぎない。隠蔽対策だって、ある種の正義が作り出したマネジメントだったかもしれない。単純にバレた、怒られた=悪いことみたいだから、それだけをやめとけば良いでしょというのは本質的ではない。小学生の頃に、他人が怒られてるところに余計な一言を言って先生に怒られて教わったよ。こういうの。