August 07, 2004
Linuxを推進する人々は、お金儲けしたいのか?そうでないのか?敵は内にあり。
開発したければタダ、ちゃんと運用しようと思ったら3~4万/年でサポートが買えるなら、企業としてはこれほど安心かつ安いものはないですけどね。これすら気に入らないって、すごい原理主義者なんですね。オープンソースの理想には時間の概念はないんでしょうか。
> 「Red Hat Enterprise Linuxの中に入っているソフトウェア製作者の1人として、
>企業ユーザーの多くがLinuxソフトウェアに200ドル、300ドル、400ドルもの
>お金を支払っている事実に不快感を感じるようになった」(Perens)
オープンソース提唱者のB・ペレンズ、「UserLinux」ベータ版を9月1日リリースへ
Redhatがこれで潰されなければ、別にどうでも良いです。
ビジネスとしてのLinuxと、オープンソースの理想はうまく分離して欲しいものです。
あとLinuxは特許とか権利とか、もろもろマジメに考えていくと、グレーなところにぶちあたるので、あまり世の中の本命になってはいけないという話も。ニッチであるうちが華かな。守りの立場に入ったら潰されるんではないでしょうかね。
ちなみにLinuxってすごいって言われてますけど、いろいろ細かいところをついていくと、ウインドウズってよくできてるなーと思うことも沢山あります。
Linuxは最低限って言うと怒られるけど、80%のニーズを満たすには多分問題なかったりするんだけど、たまに残り20%のところが欲しがると、実はウインドウズは当たり前のように実現できてるのにLinuxでは無理だったり。なんも考えないと、足をすくわれることがたまにあります。
まーエンジニアとしては、製品選定は適切に。LinuxとWindowsの両方を適切に判断できるスキルは身に付けたいものですね。(ネットワーク屋さんとかで、ハナからWindowsに拒否反応をしめしてきたが故に、驚くほどWindowsの知識がない人もいるみたいですし、BSD命な人とか。)
偏見と好みだけで選ばないようにしましょうね。最近は政治が絡んでくるようですが。