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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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July 19, 2004

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そういえばイチローがメジャーに行くのを見て、会社辞める決意したんだよなぁ。少なくとも背中押されました。

彼や高校、大学時代からトップレベルの世界にいて起業するような人からすると、激しくちっぽけな事なんですが、学歴社会の端っこで生きていた人間として、新卒で入った一部上場企業を捨てるってのは、すごく勇気のいることだったんですよ。何となく、そこそこの大学を出た人間ってのは、そこそこの会社(というと凄く失礼だが)に入社できた時点ですでに守りに入っていますから。なんとか勝ち組の世界にぶら下がろうとするわけです。

まぁ、そんなに深くは考えてなかったかもしれないですが、少なくとも、さらっと会社を辞めた奴とは気合も全然違うということを言いたいですね。後で考えるとバカバカしいですが、友人の結婚式を欠席してでもデジハリの授業出ていたり(笑)
今の会社でも、なんとなく不満を持って会社辞めてくんだろうなぁと思う奴が沢山いるんですが、辞めるってことを軽く考えすぎてるんじゃないかなぁって思うことが多い。

やはり会社を辞めるからには、その会社で何かを残して、レベルアップしてから次のステップに進んで欲しいわけです。それまでは必死に頑張って欲しいんですけどね。例えば今いる会社なんかは、決して大企業の磐石な組織ではないので、何でもやる気になればやるチャンスがあるハズなのに、それすら生かさないで不満を持って辞めてくんだろうなぁ。ここでダメなら、きっと新天地に行っても不満があるよ。受身で楽したいなら、もっと大きな大企業をオススメします。多分、自分の志向と現実がマッチしてないんだろうなぁ。

ベンチャーに来る人って、一応、積極的な生き方をしたい人なわけです。じゃなきゃ新卒入社の会社辞めてこないでしょ。会社の愚痴を言いながらも会社にしがみついてる人は沢山いますよ。それはそれで一つの生き方。でも彼らは、ベンチャーに来ても姿勢が受身だったりするわけですよ。矛盾してるわけ。すごく。

決して環境を愚痴って済まさなきゃいけないほど、凝り固まった世界じゃないし、上司と部下に大きな壁やヒエラルキーがあるわけでもないので、文句があるなら直接言え・・・と思うわけです。多分、ちゃんと言ってもらえば、なんらかしら良い方向に向かせるだけの努力は僕はできると思います。ただし、それを前向きに考えられるかはその人次第だと思います。

いやーベンチャーなんて、結構、何でもありですよ。柔軟性が高すぎて怖いぐらいですが、例えば工場の生産ラインとはメリット、デメリットが全然違うわけですよ。少なくとも前の会社を辞めてつくづく思うのは、上場企業は組織やワークフローが凄くしっかりしていたよなぁと、ベンチャーは柔軟性が高すぎるので組織を組織として捕らえていてはダメ、所詮は人間対人間としてチームを見渡して、自分の役割を見つめないと。組織や肩書きで物事考えてたら、いらんフラストレーションがたまるだけです。

と、書評とはかけ離れた、ただの愚痴を書いてますが、今書いたことは本書「イチロー×北野武 キャッチボール」という本を読んで思いついたこと。常に、今やっていることの意味を考えながら次のステップを目標として捕らえていく。決して「夢」ではなく「目標」として目の前の大きな事を実現しているイチローは凄いなぁと。

みんな誰しも一打席一打席、勝負しながら日々、生きてるんですよ。だからこそ、一打席一打席を大事にして頑張らないとね。転職とかで環境を変えることは次のステップですから是非頑張って欲しいですが、なんとなく打席を消費するような生き方は絶対にして欲しくないですね。どうせならメジャーリーグにいけるようなステップアップをして欲しいものです。

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