July 17, 2004
青山ブックセンターが潰れたインパクト[日常生活]
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blog文化などは情報ソースとして本に依存しているところは少なくない。むしろblogが本を読むことを助長している感があったわけで、いわゆるニューエコノミーとはオールドエコノミーに支えられ情報の流通路だけが変わったに過ぎないわけなのだが。
アフィリエイトの情報源が消失したという意味で、回りまわってインターネット文化=大衆文化の情報ソースの供給に影響を与えるのではないだろうか。
情報リーダーがABCのようなところを利用し、blogにレビューを公開して、それに追従する層がアマゾンでアフィリエイトで買うのなら、そりゃ潰れる罠。売り上げは、1:Nでアマゾンの勝ち。気がついてみればアマゾンにしてやられたって感じ。
自然環境の変化で食物連鎖の流れを壊したツケはどこかに回ってくるのだろう。それとも情報リーダーの人達は、とっくにジュンク堂やアマゾンをメインに移動していて全然変わらず情報を提供してくれるのだろうか。
僕は自分で何度かチャレンジして、アマゾンは本のデータベース以上の魅力は感じておらず、あそこで突発的な良本との出会いは無理だと思っている性格なので、その辺の印象が試されるところだな。
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2004/10/10追記
青山ブックセンターは9/29に復活しました。
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End Of
「青山ブックセンターが潰れたインパクト」