July 11, 2004
関口房朗「赤っ恥学」[書評系評論]
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最近、チョイスミスが多いんですよ。ムラマサはイマイチ外れだし、車はクラッチが不調でパーツ交換だし、高い金出して買ったカバンは肩紐の触感が悪いし。
でも、買わないと経験として成功も失敗もしないわけですよ。ケチって何もしなきゃ失敗はしないけど、成功もしない。そんな当たり前のことをビジネス・・・自分たちの生き方で実践すべしということを関口房朗氏著「赤っ恥学」では述べている。
多分、ライブドア社の社長もやるべき当たり前のこと失敗を恐れずやったから、100億稼いだとかおっしゃられてるんじゃないでしょうかね。(本読んでませんが、なんとなく。)
失敗を恐れる心、それは失敗が怖いのではなく、恥ずかしいと思う恐怖がすべてであると語られている。すごく同感である。たとえば社内で論争になったとき、話がもめたときの正当化の論理とはとりもなおさず見栄やプライドに支えられた「恥ずかしい心の正当化」ではなかろうか。
仕事とはつまるところ「人」に依存する。仕事の人間関係に疲れたとき、本書を読むとすごく素直な心を取り戻すことができるんじゃないだろうか。最終的に「やるっきゃないね!」という心を取り戻したい時にオススメしたい。僕もちょうどそんな時に本書を読んで救われました。
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End Of
「関口房朗「赤っ恥学」」