July 09, 2004
Webアクセシビリティについて、ビジネス要件としては、いよいよ勉強しなきゃいけないですねぇという時期に来た。
自治体をメインに仕事されている方はとっくに常識かも知れませんが、とりあえずJIS基準を取り寄せるところから始めないと。
ただ一方で、いくらWebをアクセシビリティにしたところで、コンピュータ自体のアクセシビリティはどうよ?インターネットへのアクセシビリティはどうよ?というところで、ビジネスはさておいても現実の有効性に対する疑問符はぬぐえない。
別にアクセシビリティ自体は高齢者だけでなく、色盲も含めたハンディキャップのある人も対象にしているので、別に広く一般的な話ではないのだが、なんとなく高齢者にクローズアップしてみると、そもそもWebが高齢者に必要なのか?本気でアクセシビリティが必要なWebサイトってどういうものなのだろうか?
ここを解決せずして、アクセシビリティなどは絵に描いた餅という要素も含んでいると思われる。(コンピュータリテラシーの低い日本においては、の話。)
アクセシビリティの追求で儲かる可能性があるのは高齢者ビジネスであり、実際ここは注目株なだけに、いろいろ考えている人はいるんだろうが高齢者ビジネスバブルとかで、くだらないWebサイト企画ばかり出て、「やっぱイラネ」ってソッポ向かれないように、高齢者の日常のインフラになるような環境づくりも視野に入れて、みなさん頑張ってください。>プロの方々
どうせやるなら世界を変えたいものですよね。
(高齢者向けソーシャルネットワークとかは面白いと思うんですけどね。文通と出会いの機会をITが演出というコンセプト。ただシステムというか、運用も含めた実現方法が激しく難しいと思いまふ。Webサイトなど所詮は、個人のやる気とコンピュータリテラシーに期待しているのが現実ですから。)