May 04, 2004
前述のエントリにショックを受け、まずはサウンドカードを購入した。買ったのはONKYOのSE-80PCIというサウンドカードである。値段も1万円前後で安い。スピーカーもアンプもONKYOを使っているからというわけではないが、基本的にアナログ信号を取り扱う海外製品のPCパーツはあまり信用しておらず、安価であればあるほど国産を信頼しているのだが、そもそも、このボードは基本的に音質に対する評価の高いボードである。
5.1chサラウンドに興味ないのでシンプルなのが良かったのと、ライン出力の端子がちゃんと基板上に実装されていたのに惹かれた。
ただ、家でさくっとセッティングして音を聞いてみると、ダメなものはダメかもね。そりゃ劇的に変化があったら気持ち悪いが、より音質がマイルドになってしまって余計音の迫力がなくなってしまった感もある。
いろいろ考えてRealOnePlayer側で軽くイコライザ処理をかけて昼間に比較してみようかと思う。本来イコライザなどは使ってはいけないのだが、イコライザといってもPC上のデジタルデータ処理に過ぎないので、妙なノイズ感が出てこなければそれもアリだろう。
JBLのスピーカーの視聴にも行ってきた。価格的に4312B mk2というスピーカーが比較的手ごろなのでそれを狙っていったら、ちょうど秋葉のダイナミックオーディオに展示されていて聴かせてもらった。
やはりJBLのスピーカーはカフェっぽいというか、いかにもJBLっぽい音で個性的。ここの製品って、嫌いな人は嫌いだろうなって思う。この音。悪く言うと音が箱っぽいというか、こもって聞こえるので、その旨伝えたら、同一価格帯のイギリス、B&W社の705なるスピーカーを薦められる。こっちの方がサイズが小さくて魅力的。JBLの4312シリーズはサイズが大きくて家に置くのに正直躊躇するんですよね…。
B&Wはすごく高音が澄んで聞こえる素晴らしいスピーカー。一瞬買ってしまいそうになったが、よくよく考えてみると、PCでは高音がなくなってるので、きっとこのスピーカーの能力は生かせないかも。高音が素晴らしすぎる半面、小さいスピーカーが故に、JBLと比べると明らかに低音が不足しているので、これの良さを生かすには高いアンプで駆動しないとダメなのでは?そもそも須永のCD持ってくの忘れて満足行く評価ができなかったので後日、出直すことにした。
比較すると怒られるがB&Wのスペック(バスレスで2Way)ってのが、今使っているONKYOのD-500と同じなんですよね。そういう変化がないのもB&Wは躊躇する理由である。デザインは、D-500の方が上だし。
夕飯ついでに銀座のアップルストアに行った。ついでにiPodとWindowsをつなぐUSBケーブルを買う。今までVaioのFirewireで繋いでたのを、これでようやく普通のWindowsPCで繋ぐことができる。会社にVaio置きっぱなしなので、音楽が転送出来ずに困ってたのだ。
夜、銀座を歩いているとアップルストアの向かいで路上でジャズのサックスを演奏する人発見。
しばらく聞いて心を癒して帰った。銀座和光のショーウインドウのところに座れるので、居心地が良いんだよね。ここ。
このGWはあまりまともな予定が立ってなくて、寂しい休みだなぁと、ややブルー気味だったが、今日は銀座に行ってよかった。最後の生演奏のおかげで、とても充実した休みになったような気がします。やっぱり音楽って良いなぁって実感しました。俄然、オーディオ整備のやる気が出てきたなぁ。