April 04, 2004
CATVのガンダムの再放送で久々にガンダムを最後まで見た。
宇宙に行ってからの話の濃さというか、地球と比べ、あまりに急ぐ展開に当時の経営者、スポンサーの先の見る目のなさをつくづく感じるところ。後世に残るものと、その時に売れるものは違うのかなとつくづく。
昨今は、いろいろガンダム商品あれど、ついに世も末かというしょぼい企画が出てきた。
「機動戦士ガンダム不思議のダンジョン」登場!
2chで知ったときは、いつものネタとしか思えなかったが本当に出るらしい。
これ以外にも、世の中には、よくわからない「シャア専用」グッズの数々もある。なんじゃそりゃ?って感じで。
関連商品は、あくまでもブランドを引き立てるものある必要がある。つまり、存在は対等でなければならないと思う。そのクオリティも志も感じられないでブランドにただぶらさがるだけの商品は見たくない。昔の8bitのPCゲームの時代ならいざしらず。
ガンダムブランドを消費するだけのビジネスなど無駄以外の何者でもない。
しかし、ビジネスサイドからすると売れるから売る、ぶらさがれるからぶら下がるのは当たり前の判断であり、結局、ガンダムブランドを無駄に消費しているのは、それを買う側のファンに過ぎない。
別にガンダム関連商品を企画している奴がガンダムを好きなわけではない。単純にパワーポイントの資料で、ガンダムをくっつけることによる効果が書かれた数値やExcelの表のみでガンダムというブランドにロイヤリティを払っている状況も多々あるだろう。
だからこそ、ガンダムだから何でも良いというのではなく、本当にガンダムというブランドを生かそうとしている商品のみを購入するべきだ。消費者が正しい目を持って選択することのみが、本当にブランディングを考える商品を生み出すきっかけになる。
別にガンダム以外なら僕自身も興味はないのだが(例えば、美空ひばりとか尾崎豊とか)、少なくともコンテンツビジネスとやらが、20年以上も前のアニメに依存せざるを得ないこの現状自体がとてもなさけない。この国は、いったいどの辺がアニメ大国と言われるのかよくわからないのでついつい気になってしまう。