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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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March 23, 2004

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Bloglobeのblog他、いろいろなサービスの集合体である「Webry」なるサービスが始まった。面白い名前ですね。

大企業がWebメールやインターネットディスクとともにblogを提供する時代か。なんとなくそんな象徴のサービス。なかなか良くできています。全体のデザインが良い。

blogの画面は、ちょっと寂しいなぁ。

なんとなく僕がMovableTypeやらを気に入ってるのは、そのページから沢山のリンクが貼ってあって、世界の広がり間を感じられること。blogPeopleなどのリンクなどが良い例で、それって、その人のRecommendやお気に入りの共有なんですよね。blogのエントリ本文だけじゃない個性を感じられるところにお得感がある。だからこそアフィリエイトにも説得力が生まれる部分があるんじゃないでしょうか。

それに対して、こちらはとにかく管理の簡単さを追求したのだと思うが、一ページに一エントリ。自分のWebメールを見てるような感覚。ちょっと寂しいというか広がりがない感じ。ひょっとしたら簡易性とのトレードオフなのかもしれないので、おいそれ要望を持つつもりはないけど、そんなワガママおば。

でも、新着コンテンツが一覧できるエントリページはあったほうが良いと思います。画面切り替えはなるべく少なく。新着記事のタイトルをクリックする手間をかけるほど、興味の入り口として、そんなに人の意見に興味ないっつうか。やはり、「つかみ」は見せないと。

ウェブリアルバムは、とても良いですね。
Flashがとても良くできていると思います。ひょっとしたらサンプルの写真にだまされているかもしれませんが、そんな印象。デザインが割とかっちり系なので、コントラストが薄いデジカメの写真でどうなるかはちょっと見てみたい気はします。

インターフェースですが、クリックアクションでちゃんとスクロール制御してるのって良いですね。地味な話ですが、この辺の基本的な制御がよくできています。こういうの一つ追加すると、Flashの場合、それだけリニアに工数が増えるので、あれもこれもは大変な部分もありますからね。

よく世間のFlashでサムネイルがスクロールするのがあって、マウスの位置によってスクロール量が変わるFlashってありますが、あれ嫌いなんですよ。止まらず、むかつく。そもそも真ん中の定義は、所詮、コンピュータ都合の座標中心点でしかなく、よくわからない「真ん中」でしかスクロールが止まらない。ユーザーがスクロールを止めたいことを考えてないなぁって思うんですが、そういうのとは違う。

さらにスクロールバーもついていますね。これで、ちょっとクリックポイントが小さいのと、スクロールバーをドラッグしてるときににも写真がついてきてサムネイルをザッピングしたいニーズに対応できれば完璧。

それ以外も凝ってますね。ひょっとして汎用アルバムサービスにするか、blogの付帯サービスで従属的に機能を絞り自由度を下げるかって悩んだのかなぁなんて勝手に想像したくなるぐらいの印象。

コメント欄を見て、あぁこういうblogもアリかなぁって思います。もしblog的なら限りなくmoblogに近いですね。そういうアプローチで、簡単に写真を登録できたら面白いですね。デモ画面を見てると、やはり文字の入力って、基本的に煩雑かなぁという印象もありますが、経験しないで言ってるだけなので不明。誰か感想を教えていただけるとありがたいです。

友人の結婚式の写真やオフの写真をここに載せて、参加者にブロードキャストしてあげると良いのではないでしょうか?ただ写真を貼り付けるよりも遥かに見栄えもユーザビリティも高いと思います。できれば、結婚式終了直後にできると良いですね。どこぞのCMじゃないですけど、「デジカメに電話機能をつけたらどうですか?」の応用で、デジカメにblog機能をつけたらどうですか?と。入力手段のことを無視してますが(笑)

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