February 14, 2004
深夜番組を定時録画の対象にしたいと思ったのは、ホント10年以上ぶり。
今、見てるのは、「ガングレイブ」、「甲殻機動隊」、先日までやってた「IWGP」などなど。IWGPはさておき、最近はクオリティの高い深夜アニメが多いですな。個人的には、ガングレイブがすごく好きかも。甲殻機動隊はいつもの押井ワールドなので定番的に見てる感あり。ストーリー物のOVAとかってぶつ切りにされるのが面倒で、甲殻機動隊は一番最初の劇場版作品(?)以降、見たことなかったのですが、やっぱ一度見ちゃうと気になりますね。
その昔、高校生だったころ、「やっぱり猫が好き」、「子供、ほしいね」、「IQエンジン」、「アインシュタイン」、「F1」、古館が出てたニュースをわかりやすく解説する番組(忘れた)・・・・など、特にフジテレビあたりで始まって、毎週楽しみにビデオを撮っていた頃を思い出します。
特に印象に残ってるのが、上記で一番マイナーな「子供、ほしいね」。
工藤夕貴・第三舞台の大高洋夫の夫婦コメディで、その中で、兄さん役で妙な人が出てくるんですよ。俳優にしちゃ演技してないし、役柄がウザイし、でもなんか個性的で、この人誰なのかなーと思ってたら、それが、今やNHK大河ドラマの脚本も書く三谷幸喜だったんですね。何も知らない僕は、後日そのことを知るわけですが、「IQエンジン」で出てきた第三舞台の筧利夫と言い、まさに後の10年の伏線となるべき番組だったと思います。
その辺を思い出すにつけ、深夜番組にクオリティとして元気があるってのは、社会のポテンシャルや余裕みたいなのをあらわしてるような気がします。今、その形がアニメというのが面白いけど。
IQエンジンを見てた頃、11pmの後番組のExTVという番組があり大人向けのトレンド情報番組だったのですが、当時高校生だったウブな少年にバブルの世界を教えた番組でした。アド街っく天国を、場所ではなくトレンドに焦点をあわせたような感じ。
単純な経験則として、深夜番組が元気なのは景気が悪くないサインなのかなぁとか楽観的希望論を言ってみたりして。どうでも良い真夜中にスポンサーがつくってことだから、まんざら適当でもないだろう。予算の制約の中で、才能ある若手が抜擢されやすい、深夜だから冒険しやすいなどという理由もあるだろうし。
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おー、TVに哀川翔が出てる。また時代が変わってきましたねぇ。なんかいろんな意味で、「意味のないもの」が受け入れられるのって、いい感じだと思います。それこそ、「私をスキーに連れて行って」とか、最近のクドカンの脚本とか。外出したくなる感じ?→お金を使うようになって景気回復(笑)