December 30, 2003
牛肉の産地偽装問題[会社活動]
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・BSE問題として3日間だけ嘘つきました。
・今までずっとアメリカ産牛肉を宮崎産と偽ってました。
どっちの理由が店にとってダメージが少ないでしょうか?
どこぞのスーパーが、よりによってアメリカ産牛肉の産地を宮崎産と偽って売っちまったそうです。
どっちにしろ逝ってよし。急がば回れは許されないのでしょうかね。
下手すりゃ殺人で告訴だってありうるのに。売り上げ至上主義を目の前に掲げられた店長は、そんなこともしてしまうんですね。
でも、重要なのは、意識の根底にある「こんなのお客にゃわからねーよ」という意識。
売り上げを達成したいときは、そりゃまー「どうやったら一番簡単に儲かりまっか?」ってのを考えるわけですが、この「どうやったら」にこそ、その人にとってもっとも優位であろう行動を実行するわけですよね。
別にこれは今回のことに限らず、どんな職種にでもあることですね。「どーせクライアントはわからねーよ」「どーせユーザーにゃわからねーよ」
そんな時にこそ守り続けるべき職人気質、プロ意識というのは常に持ち続けたいものですね。ただ、ビジネスとしてオーバースペック、オーバーコストにならないことを大前提でね。(ここが一品一様のモノ作りをする人には一番、難しいところです。)
吉野家の対策は、そういう意味ではまっとうなんでしょうね。
この機会をチャンスに、松屋のような多品種展開で、デフレの代表、牛丼だけでなく高い売り上げを実現する高付加価値モデルへの転進ができると良いですね。
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End Of
「牛肉の産地偽装問題」